何年か前に、話題になったお話です
この話は、南米・アンデス地方の先住民族に伝わる民話です。
文化人類学者で、明治学院大学教授の 辻信一さんが訳した お話です
辻信一さんは 「100万人のキャンドルナイト」 という素敵なイベントなどの呼びかけ人代表です。
それは こんな お話です。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「 そんなことをして いったい何になるんだ 」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「 私は、私にできることをしているだけ 」
「ハチドリのひとしずく」(辻信一監修、光文社)出典
この本を読んだのは5年くらい前だったのですが、
当時は、地球温暖化の問題などにあてはまるような、良い話だなぁと思っていました。
3月11日の 東日本大震災にあたっても、
改めて、このお話を思い出している方も多いと思います。
私たち さくら葬祭のスタッフ一同も 微力ながら
一人ひとりが自分にできることから始めていきたいと思います。
そして、私たちも クリキンディになって
私たちにできることを 精一杯していきたいと思っています。
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